楽天モバイルvs格安SIM

2020年9月2日 オフ 投稿者: admin

 

楽天モバイル自社回線の正式サービス開始から1か月余りが経ちました。

楽天回線エリアでは通信・通話ともに定額の使い放題である点は変わりませんが、

auのネットワークを経由する国内のローミングエリアにおけるデータ利用量の上限が毎月2GBから5GBに増量されたとともに、データ利用量を使い切った時の速度制限も上り・下りともに最大1Mbpsまで増速されました。

1MbpsあればYouTubeなどの動画もある程度の画質で視聴できるため、実質的には毎月5GB以上利用可能と言えるのではないでしょうか。

楽天回線エリアは東名阪を中心にまだ限られた範囲しかカバーされていませんが、国内のローミングエリアにおける条件が緩和されたことで、生活の基盤となる地域が楽天回線エリアの外にあるユーザーでも選びやすくなったと言えます。

楽天モバイルとサブブランドを比べると?「ワイモバイル」および「UQ mobile」比較

まずは楽天モバイルの料金プランとサブブランドの「ワイモバイル」および「UQ mobile」のスマートフォン向け料金プランを比べてみましょう。

楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」、ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」、UQ mobileの「スマホプラン」の内容は次の通りです。

 

楽天モバイルのデータ利用料は使い放題、または5GBで2980円と一番お値段がお安くなっています。

ワイモバイル、UQモバイルなどと比べても圧倒的に楽天モバイルがお得と言えますね。

 

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楽天モバイルとサブブランドの料金プラン比較

「Rakuten UN-LIMIT」は楽天回線エリア内ならデータ通信が使い放題で、au回線を使う国内のローミングエリアでは毎月5GBまで高速通信の利用が可能。

ローミングエリアにおける制限時の速度は上り・下りともに1Mbpsとなります。また、楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」から発信することで、楽天回線エリアとローミングエリアのいずれも国内宛通話が無料で話し放題となります。

サブブランドに目を転じてみると、ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」には各通話最初の10分間が無料の通話料割引があらかじめ組み込まれているものの、データ通信が使い放題のプランは用意されておらず、データ利用量は最大で毎月14GBまでとなります。

月額料金を見てみると、ワイモバイルで「Rakuten UN-LIMIT」よりもお得なのは毎月3GBまでの「スマホベーシックプランS」(月額2,680円)のみということになります。ただし、話し放題にするには月額1,000円の「スーパーだれとでも定額」を追加しなければならないため、月額料金は3,680円となります。

いっぽう、UQ mobileの「スマホプラン」では通話料割引オプションが分離されているため、通話定額が不要なユーザーはワイモバイルよりも月額料金を安く済ませることができます。

たとえば6月1日から提供が始まったばかりの「スマホプランR」の場合、通話料割引オプションを付けなければ「Rakuten UN-LIMIT」と同じ月額2,980円で済みます。ただし、話し放題にするには月額1,700円の「かけ放題(24時間いつでも)」を追加する必要があるため、月額料金は4,680円となります。

この「スマホプランR」のデータ利用量には毎月10GBまでの上限が設けられていますが、制限時の速度は「Rakuten UN-LIMIT」のローミングエリアと同じ上り・下りとも最大1Mbpsとなっています。

完全な使い放題ではありませんし、直近3日間の通信量が6GBに達するとさらに低速へ制限されますが、同じauの回線を使う「Rakuten UN-LIMIT」のローミングエリアにおけるデータ利用量の2倍までは毎月高速で通信できることから、特に楽天回線のエリア外に住むユーザーにとって無視できない選択肢と言えます。

楽天回線のエリア外に住むユーザーにとってはUQモバイルの選択肢もあり。
それ以外は、圧倒的に楽天モバイルがオススメと言えます。
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楽天モバイルとMVNOを比べると?

続いて、楽天モバイルとMVNO(仮想移動体通信事業者)の料金プランを比べてみましょう。

「mineo」「OCN モバイル ONE」「IIJmio(みおふぉん)」「LINEモバイル」を比較してみました。

 

楽天モバイルと主な格安SIMの料金プラン比較

MVNO各社における「通話定額なし」と「Rakuten UN-LIMIT」の月額料金を比べてみると、データ利用量がおおむね毎月10GB以下の場合、「Rakuten UN-LIMIT」よりも安くなることがわかります。

たとえばOCN モバイル ONE(新コース)の「10GB/月コース」の月額料金は2,880円で、データ利用量は「Rakuten UN-LIMIT」の国内ローミングエリアの2倍まで利用可能です。

いっぽう、各通話最初の何分間かが無料になる通話料割引オプションを追加した場合は、「Rakuten UN-LIMIT」よりも安くなるのはおおむね毎月6GB以下の料金プランとなります。

OCN モバイル ONE(新コース)の場合、「6GB/月コース(月額1,980円)」に各通話最初の10分間が無料になる「10分かけ放題(月額850円)」を追加すると、月額料金は2,830円。「Rakuten UN-LIMIT」との価格差は150円のみで、データ利用量も「Rakuten UN-LIMIT」の国内ローミングエリアでの利用時に対して毎月1GBしか変わりません。

 

今回選んだ4事業者の格安SIMでは、話し放題の通話定額オプションは提供されていません。通話定額を重視する人は、生活の基盤となる地域が楽天回線エリアの外だとしても、「Rakuten UN-LIMIT」の契約を検討すべきかもしれません。

 

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判断の目安は「話し放題の必要性」と「毎月の通信量」

3月の発表時は国内ローミングエリアでのデータ利用量が毎月2GBまでだった「Rakuten UN-LIMIT」ですが、その後に上限が毎月5GBまで引き上げられ、制限時の速度も1Mbpsへと緩和されたことで、同程度のデータ利用量を持つ格安SIMの料金プランに通話料割引オプションを付けた場合とほぼ同じコストになりました。

スマートフォンの普及にともない音声通話を利用する機会は昔に比べて減りましたが、まったくなくなったわけではありません。

離れて住む家族や友達と通話する機会が多かったり、1回の通話時間が長くなりがちだったりする人で、毎月の通信量が5~6GB以上になる場合は、サブブランドやMVNOの格安SIMよりも通話定額が組み込まれている「Rakuten UN-LIMIT」を選ぶほうが、コストの点ではお得と言えそうです。

いっぽう、通話定額が不要で、毎月の通信量が10GB以下で済むような人は、「Rakuten UN-LIMIT」よりも格安SIMを選んだほうが月額料金を抑えることができます。

元々通信量が10GB以下だった人はもちろんですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止をきっかけにテレワークが導入された結果、Wi-Fiが利用できる自宅で過ごす時間が増えることで、今後はスマートフォンの通信量(Wi-Fi経由を除く)が毎月10GBを下回る人も増えてくるかもしれません。

また、UQ mobileの新しい料金プラン「スマホプランR」にも注目です。月額料金は「Rakuten UN-LIMIT」と同じ2,980円で、通話料金はオプションを付けなければ20円/30秒の従量制ですが、データ利用量の上限は毎月10GBまでで、制限時の速度も「Rakuten UN-LIMIT」と同じ最大1Mbpsと緩めであることが特徴です。

auのサブブランドであるUQ mobileは格安SIMの中でも比較的良好な通信品質を維持しており、楽天モバイルは通信し放題になる自社回線エリアがまだ狭く、エリアの拡充や安定した通信環境の提供が今後の大きな課題です。

 

毎月の通信量が5~6GB以上になる場合は迷わず楽天モバイルがお得になります!楽天モバイルは通信し放題になる自社回線エリア外の場合には他も検討されると良いと思います。

 

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